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ペーパーマリオ オリガミキング (ストーリークリアまで)

ペーパーマリオ オリガミキング|オンラインコード版

ペーパーマリオ オリガミキング|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/07/16
  • メディア: Software Download


ラスボスを倒し、ひとまずストーリーをクリアしました。あとは各地のキノピオ、穴の修復、ハテナブロックとフィギュア回収、トロフィー埋め。
完全コンプリートを目指すと果てしなく時間がかかりそうですが、BGMとテキストの出来が良いので、フィギュアと穴くらいは全部埋めてしまおうかな。マイペースにやろう。


あおカミテープエリアから先は、黄色も紫もそこそこ謎解き要素があって前半のエリアよりは難しめでした。操作が下手すぎて、試練で何度も失敗してめげそうになりました(
とはいえ、かなり細かにヒントをくれるし、ミニゲームも何度か失敗していると難易度を下げるか選べるので、そこまでストレスはなかったですね。
もう自分も無限に遊ぶ時間があるわけではないので「そこそこは難しくないと面白くないけど、何度も失敗するレベルの難しさだとイライラする」という問題があって…。
その点、今作は難易度はそこそこ高く(謎解きは簡単ですが、アクションを含めた総合的な難易度ならシリーズで一番かも)、かつ救済措置が豊富なので、操作技術に依らず楽しめるかと。


今作は「ペーパーマリオ」シリーズの6作目に当たり、1作目の『マリオストーリー』からちょうど20周年。
今作のレビューを書いている人の多くの例に漏れず、自分も『マリオストーリー』が好きで、『RPG』『スーパー』と遊んできて、『シール』で「???」ってなってしまったクチでした。
それまでの4作は各平均50万本くらい売れているのに、5作目の『カラースプラッシュ』は、その2割くらいだったようで、自分も実際買ってないんですよね。


『シール』で完全なアクションになってしまい、ストーリーがそれこそ「紙」のような薄さだったのがショックだったんですが、調べてみると色々上層部の意向もあったようで。
新しいキャラクターが出せない縛り、というのは厳しいし、「ストーリーそもそも必要なくない?」というのもお客様アンケートの結果からだったらしいので、仕方ないのかな…。
でも、正直『スーパーペーパーマリオ』のストーリーってかなりマリオ離れしてたし、それに対するアンケートならそういう結果にもなるのかな、とも思う。
まあ、ストーリーがどうとか以前に『シール』はレベル上げもないし、通常戦闘がただ苦痛、っていう致命的な欠点もあったので、仮にストーリーがあったとしても…。


翻って今作の『オリガミキング』ですが、上記の縛りで新規キャラこそいないものの、笑いあり涙ありのストーリーで、そこに関しては満足のいく作品でした。
依然レベル上げがないので、道中でザコ敵と戦う意味があまりなく、コインを稼いでザコ敵と戦うためにコインを使う、という構図で、中盤以降は単純に面倒でしたが…。
360°バトルという新しい形式、2手のパターンまでは考えようと思うんですが、3手は完全にお手上げ。ほぼ全部コインの力で解決しました。子供が解くの無理でしょ…。


テキストがかなりふざけているのも特徴で、ここはかなり好みでしたね。序盤でいきなり下ネタをぶっこんできた時は困惑しましたが、パロネタあり、自虐ネタあり…。
エンディングの一部で初代『マリオストーリー』のBGMが流れる演出も良かった。それに限らず、BGMにはかなり力が入っていたように思います。


色々と書きましたが、『マリオストーリー』が好きで、『スーパーシール』で離れてしまった自分のようなシリーズのファンにもお勧めです。迷走してたシリーズが持ち直した感がある。
この半月、間違いなく100時間以上Switchで遊んでて、ほぼ余暇はゲーム機、という生活なので、明日からこそ心を入れ替えたいですね。まずはちゃんとした時間に寝て起きるところから。