適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

萩・津和野観光

夏以降に連休が多くて休みづらいので、今のうちに定期的に有給ノルマを消化しようと思い、明日の月曜日を休みにしました。
…で、家にいてもやることもないし、休みにずっと部屋にいるだけでは気が滅入るので、日帰りで行ける範囲に観光すべく、萩・津和野に。天気も良かったので。
萩は一昨年にも行ったのですが、松下村塾反射炉は回ったけど、萩の城下町にはまだ行っていなかったので、今回はそちらに行こうかな、ということで。
旅行プランとかだとひとまとめに「萩・津和野」とくくられていることが多いので、数年前までは津和野は山口県だと思ってました。ほぼ県境ではありますが。


始発で家を出て、まずは厚狭駅から美祢線山口県を北上。初めて乗りました。


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長門市駅。駅のホームに鳥居がある、というのはニュースで知ってましたけど、実際に見るとちょっとシュールでしたね。
ここから山陰本線に乗り換えて萩を目指すのですが、海沿いを走るので景色がすごく良かったです。半分くらい電波は圏外でしたけど。


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駅から2キロほど歩き、入り口の毛利輝元像を通り過ぎて萩城址へ到着。この辺り一帯が指月公園という公園になっていて、犬の散歩をしてる人が結構いました。


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天守跡からの眺めはこんな感じ。関ケ原で負けてここに来たっていうけど、結構立派な城だったんだろうな…。


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茶室跡と、門を出たらすぐ海、っていう位置取りが面白かったのでその写真。海辺を散歩している人もいました。
一通り公園を回ったところで城を後にし、城下町まで歩いて移動。朝がカロリーメイトと野菜ジュースでお腹が空いていたところに、プリンの店を見つけました。


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プリンパフェ。こういうオタクブログじゃなくてインスタとかに載せたほうがいい写真。濃厚な味で美味しかったです。テイクアウトしてる人が多かった。
プリンを食べたところで、城下町の観光を開始。まずは木戸孝允の旧宅。


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結構保存状態が良かった。木戸孝允になったつもりで座布団でくつろいで、って書いてあったのでありがたく休憩させてもらいました。
木戸孝允、小学校時代のクソみたいな教師に顔が似てるから肖像見るとちょっとイラっとするんだよな…。小学校の先生って大体1人は人間としておかしい人いますよね。


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円政寺、菊屋横丁、高杉晋作誕生の地。菊屋の邸宅は入場料が高かったから外から眺めただけ( 感染対策で施設ごとに名前と連絡先書くのがだるかったです。
一通り城下町を見て回ったところでお昼前になったので、ランチが安いという情報を頼りにスナック街へ。


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夜はスナックバーで、昼はランチ営業をしているお店らしいのですが、この刺身定食が200円。価格破壊すぎる。儲け出てるのか…?
あまりに安すぎたので、ウニ1貫、フグ2貫も注文したのですが、ウニ100円、フグ50円でこれも合計200円の計400円。ごちそうさまでした。
ご飯を食べたあとは萩バスセンターから高速バスに乗って、1時間半ほどかけて津和野駅まで。移動時間御用達の声優ASMRを聴きながら、足りない睡眠時間を確保。


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駅前にSLがありました。津和野に着いてからは、まず太皷谷稲成神社を目指して歩く。


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千本鳥居。伏見稲荷とかも行ったことないので、こういうのくぐるのは初めて。幻想的ですね。外国人に人気ありそう。
神社にお参りをしたところで、別ルートで下山する道の途中に津和野城跡までのリフトがあったので、それを使ってお手軽登山。


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リフトから降りて本丸までの道はクマが出るとかで封鎖されてて、木で組まれた橋を渡っていくのですが、ギシギシ軋むしたまに隙間空いてるし、高所恐怖症泣かせでした。


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山道を登ってようやく着いて、津和野の町を一望できる。晴れた日に来てよかった。
来た道を戻り、リフトで下まで降りて、今度は殿町通り方面へ歩いて向かう。


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歴史的街並みが保存されていて、歩いているとちょっとワクワクしますね。真ん中は某ゲームで何度か見た、というかこの町を初めて知ったきっかけの写真と同じアングル。
一番右の写真、何かの歴史的施設かな?と思ったらなんと現役の町役場なんだとか。ここで今も人が働いてるのか…。


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通りの資料館みたいなところに、大塚康生追悼ということでパネル展示がありました。津和野にゆかりがある人だったんですね。
大塚康生さんの作品には世代が違うこともあり、あまり触れていませんが、印象的だったのは『太陽の王子 ホルスの大冒険』かな。機会があれば他にも観たい。


さて、一通り市街を見て回ったので帰ろうかと思ったのですが、次の電車まで2時間近くあったので、通りにあった喫茶店で時間を潰す。


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アイスコーヒーとコーヒーゼリー。どんだけコーヒーやねん。
ランチタイムにあった郷土料理のうずめ飯ってやつが美味しそうだったのですが、時間が合わず。でも萩で海鮮を食べたかったから仕方ないですね。


…というわけで、1日かけてのんびりと萩・津和野を巡っていました。天気にも恵まれ、そこまで人が多いわけでもなく、気楽で良かったと思います。
ここ数年、仕事柄、というわけでもないですが、人の生死に少し近い仕事をしていて思うんですけど、人間、いつ死ぬか、いつ健康じゃなくなるかなんてわからないですよね。
自分も事故で下半身が動かなくなるとか、そういうこともあるかもしれないし。体が不自由だったら、例えば今日の津和野の山城なんて絶対に行くことはできなかったでしょう。
だから、将来のために我慢、自粛することも尊いことだけど、やっぱり体力・気力のあるうちに、興味のあることは手広く手を出しておきたい。以前よりそういう思いが強くなりました。
不摂生な生活だったのを少し健康に気をつけてみたりとか、心境の変化は結構あったので、この調子をうまく維持していきたいな。人生は冒険や!(言ってみたかっただけ)。