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明朗・潑溂・無邪気なブログ

高級炊飯器を買った話

夏の期末手当はオーブンレンジを買ってQOLが上がったので、ならば冬の期末手当も家電を、ということで、高級炊飯器を買ってみました。
一人暮らしを始めた頃に買った1万円の低価格炊飯器から、一気に10万円台の高級炊飯器への買い替え。セールで4割引くらいになったものを狙ったとはいえ、今年はお金を使いすぎですね。
とはいえ、オーブンレンジの経験から、「普段遣いするモノにはお金をかけたほうがQOLに寄与する」と思ったので、ここはお金をケチるところではないかな、と。来年はまともに貯金するか…。



口コミや「家電批評」も参考にしながら、最終的に自分が購入したのはタイガー魔法瓶の「JPL-S100」。今年発売の、最新ハイエンドモデル。
高級炊飯器は「タイガー・象印パナソニック・日立・東芝三菱電機」の6社があって、それぞれ特徴や値段、大きさなど色々違うので、結構色々比較しました。


結果的にタイガー魔法瓶を選んだのですが、理由の1つは「最大消費電力が低い」こと。6社のハイエンドモデルの中で、一番最大消費電力が低かったんですよね。
というのも、自分の住んでいるウサギ小屋だと、ホットクックと同じコンセントから給電しているので、ブレーカーを気にして同時調理できないのはイヤだな、という事情があって…。
サイズはやや大きめ、釜もやや重めでしたが、使用感としてはそこまで気になるほど重くもないかな。洗う部品が釜と蓋の2つだけというのもズボラな自分にはポイント高いですね。


炊いてみた感想なのですが、流石に1万円代の炊飯器とは全然違いますね。お米だけでおかずになる。買ってからお米食べる頻度が上がりました。炭水化物過多には気をつけないとですが。
銘柄ごとに炊き分ける機能があるので、折角だから、と思って、今月は全国のブランド米2合ずつ3種類食べ比べセットを通販で買って、どれが好みのブランド米か食べ比べています。楽しい。
今のところ美味しいな、と思ったのは、青森の「青天の霹靂」、福井の「いちほまれ」、山形の「雪若丸」、東北の「ミルキークイーン」辺り。基本的にはしゃっきり系が好きなのかも。


あと、違いを感じた点としては、冷めたり冷凍したものを温めても美味しいところですね。平日のお昼はお弁当を食べているので、作り置きしたご飯がおいしいとQOLが上がるのは間違いない。
正直、炊きたてなんてどんな炊飯器でもある程度は美味しいに決まっていると思うので、一人暮らしで冷凍ご飯を作り置きする身としては、ここが違うのは大きい。


…とまあ、最近はお米の食べ比べをしながら楽しく過ごしているのですが、ものすごく正直なことを言うと「オーブンレンジと同程度の投資をする価値があるかは人によるかも」というところ。
多分、1万円代の低価格炊飯器の少し上、つまり3万円くらいのミドルレンジの炊飯器でも、おそらく同じくらい美味しいのではないか?と思うんですよね。炊飯方式には大差ないので。
1万円代はマイコン式だけど、IH式の炊飯器なら正直、グルメな人以外にはそこまで分からないかも?コスパ的には、ミドルレンジの炊飯器がベターなのかも。お米に拘った方が安そうだし。
結論としては「QOLは上がったけど、最高級のモノではなくてもよかったかも?」という感じかな。毎日美味しいご飯を食べるのが少し楽しみになったという点は間違いなくプラスですけどね。