適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

ラストレター ★★★★★★★★★☆

ラストレター

ラストレター

  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: Prime Video

裕里の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。
未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会することに。
勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。
その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。
ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく———


岩井俊二監督の作品、公開当時観に行くか迷っていたら機会を逃してしまったやつ。レンタルショップでついでに借りてきました。
そういえば今年、「手紙」がキーになる大ヒットアニメ映画を観たような気がしますね!SNSやメールの時代だからこそ、アナクロなモチーフが流行るのかもしれない。
そういえば動機こそアレだけど劇伴目当てで(?)観た『Love Letter』の変奏でもあるんでしょうか。中盤に豊川悦司中山美穂が出てきたのってそういうことだよね。


全体的な感想としては、感傷的な作品だなあ、と。岩井監督の作風がそもそもそうなんでしょうけど。そして、広瀬すずと森七菜が可愛い。…いや、むしろ松たか子が可愛いのか。
憧れだった生徒会長の未咲、そしてそれにコンプレックスを感じる妹の裕里の回想と、卒業式の答辞を思い起こしながら、現在の(亡くなってるけど)未咲や、裕里の境遇を考えると…。
作中の言葉の通り、学生時代には「無限の可能性」があったわけで、それと現在を比べたら、もちろん叶わなかったことは多い。あまりこういう主題が刺さってしまうと加齢を感じて悲しいけど(
あと、主張しすぎないピアノの劇伴がとても心地良かった。この作品で変に音楽で感動を煽られたら台無しですからね。


亡くなった姉の同窓会に妹がそれを伝えに行ったら、姉と間違われる…という設定も、妹がそれを隠して初恋相手と文通する、という設定も、正直かなり無理はあるんですよね。
減点法で観たら結構気になるところはあるんですけど、広瀬すず、森七菜、松たか子福山雅治…と、とにかく出演者の顔面偏差値が高い。なんでこんなに綺麗に撮れるんだろう…。
ストーリー自体は大好きというわけではないけど、舞台の宮城の瑞々しい自然と出演者に癒やされる、という意味で、『海街diary』に近いものを感じました。もう観たの何年も前になるけど。