適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

2021年度秋クールアニメ総括1

毎年恒例の繁忙期なのでここ最近それなりに忙しく、年末に溜めると書くのが億劫になりそうなので、観終わったものから少しずつ。3日くらいに分けようかな?

白い砂のアクアトープ

…これ、結局何がやりたかったのかな?前半1クールと後半1クールの作風の変化についていけず、という感じ。最終回はいい話風にオチたけど、取ってつけた感。
いつの間にか「がまがま水族館の存続」から「環境や動物と魚の保護」みたいなテーマにふわっと移り変わっていたけど、そこの接続が自分の中では消化できず。
「シングルマザーだから新人に辛く当たっていた」とか「元銀行員だから新人にパワハラしていた」とか、「これ理由付けとして成立してると思ってるの?」みたいな描写も気になったな…。
どうにも自分とピーエーワークスのオリジナルアニメは相性が悪い気がする。今後はリアルタイムでは追わず、放送終了後評判が良ければ観る、みたいな感じにするかも。

やくならマグカップも 二番窯

姫乃にまつわるストーリーの面白さを比べたら、1期のほうが上だったかも。2期は十子先輩まわりの話の方が印象に残ってますね。
令和のドージンワクワクこと実写パートは、本泉さんだけ先輩が乗り移ったかのような芸術的な作品を作ってたのが面白かった。あと今回やたら食べるシーン多くない?

結城友奈は勇者である -大満開の章-

漫画版やソシャゲ版を未履修なので、序盤は「この話、どの時系列やねん…」と大分混乱しましたが、適宜調べながら何とかついていった感じ。
勇者部の面々の活躍に関しては、正直前2クールでも同じようなものを観ているのでどうしてもマンネリ感がありました。最終話だから盛り上がるということもあまりなく。
逆に『乃木若葉は勇者である』のストーリーは比較的面白く、特に鈴木愛奈さん演じる郡千景はかなり印象的なキャラクターでした。救われない話だけど。
『ゆゆゆ』、セカイ系として見ると、戦っている敵のスケールがでかすぎて、どうしても奇跡頼みの描写になってしまいがちなのが苦しいところ、という印象です。
前2作を観ていると「どんなに絶望的な状況でも、結局は助かるんじゃないの?」と構えてしまうので、作風自体が続編と相性悪いように思うのですが、難しいよな…。

見える子ちゃん

主演に釣られて観始めたのですが、存外面白かったですね。霊?が見えるのに、スルーする、という設定1つで1クール突き通すパワー系の作品。
ホラーとお色気は親和性が高いのか、ホラー展開一辺倒では飽きてしまうところを上手くエロで釣る、みたいな潔さには好感が持てました。クール毎に1作くらいはあってほしい枠。

無職転生異世界行ったら本気だす~(2クール目)

正直言って「1クール目は過大評価では?」と思いながら観進めていたのですが、2クール目は尻上がりに面白くなっていきました。評価が高いのもある程度納得したかな。
特に、かなりの話数を割いて描写されていたルイジェルドとエリスとの冒険の日々が、パウロの一言で一気にひっくり返る展開には舌を巻きました。続編はいつ放送なんだろう?

月とライカと吸血鬼

個人的には今期のダークホース。史実とファンタジーを織り交ぜたボーイ・ミーツ・ガールの佳作。久しぶりにこういうジュブナイル系のラノベアニメを観た気がする。
イリナが宇宙に行くのが前半、レフが宇宙に行くのが後半、という構成も綺麗だし、ハッピーエンドは難しくない?という展開から、上手く権力が巻き取るビターエンドだったのも好印象。
こういう平成のラノベアニメっぽい作品に惹かれてしまう時点で、前世代のオタクなんだろうなあ、と実感してしまうのですが、その通りなので仕方ないかな。


とりあえず今日までに観終わったのはこんな感じ。また後日、今年中に放送終了した作品については軽く振り返っていくつもりです。