適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

2023年度春クールアニメ総括

大幅に観る作品が減ったとはいえ、観終わったものについては書き残しておかねば、と。ある意味、このブログのメインコンテンツでもあるので。
時間がなかったとはいえ、『鬼滅』『ドクスト』辺りすら観ていないのは自分のアイデンティティクライシス感あるので、どこかで追いつけたら…時間あるかな…。
なにせ、5月末くらいまで『推しの子』すら1話も観てなかったですからね。ネタバレになりそうで『アイドル』も聴いてなかったし。お察しという感じ。

僕とロボコ

最高でしたね。短編ギャグアニメとしては申し分ない。やっぱり大地監督のギャグアニメ好きだなー。
なんなら、オリジナル展開とかでいいから、1年くらい放送してほしかったくらいなのですが…。今観てる短編、『ちいかわ』だけだからなあ。

久保さんは僕を許さない

設定がまず意味不明だったし、それ以上にこれで恋心を自覚してないって設定が無理ありすぎる。教育に悪いのでは(?)
中二病漫画のアニメ映画に一緒に付き合ってくれる同級生の女の子は流石にフィクション度合い高いけど、花澤ボイスが良すぎるので全部許せてしまうのがまた…。

天国大魔境

「天国」の描写と「魔境」の描写が交互になされ、一見接点がなさそうに思えた両者の繋がりが明かされた時のカタルシスがたまらない。
シロとミミヒメ、オーマの末路とか、気づいた時は結構な衝撃でした。『進撃の巨人』にちょっと似たところもあるような。
ただ、思いっきり未完で終わったのと、中盤以降で明かされる伏線が物語を根底から揺るがすレベルなせいで、軽く見直せないアニメより、漫画向きかも。2期に期待したい。

僕の心のヤバイやつ

原作は読んでいたのですが、付き合うまでの過程をアニメ化すると、やっぱり甘いなあと。序盤のリアルすぎる中学生男子の会話とかは、作者の過去作品を思い出しましたね。
最初は山田の声がちょっと解釈違いでしたが、観ているうちに慣れました。羊宮さん、最近の若手女性声優の区別がつかない自分でもダメ絶対音感が機能するレベルには特徴的。
昔はラブコメの所謂鈍感主人公を「頭おかしいのかな?」くらいで処理してたけど、市川みたいな「自己評価が低い故に向けられた好意を疑う」はリアリティあるかもと思ったり。

山田くんとLv999の恋をする

あらすじを見て、最初は女性向けなろう(笑)とか思ってたけど、案外面白くて最後まで観てしまいました。山田がイケメンすぎる。惚れてまうやろ。
距離感バグりおたくとか、妹の外見をネトゲアバターにしてる兄とか、冷静になるとキモい設定もありましたが。中高生の頃入り浸ってたチャットにいたネカマを思い出しました。

異世界はスマートフォンとともに。2

6年ぶりのアニメ化でストーリーほぼ忘れてたけど、別に観る上で問題はなかった。
ハーレムの人数が増えたことくらいしか印象ないけど、やっぱりこの間延び加減は唯一無二だな、と。6年後くらいに3期があったら観るかな…忘れてそう…。

スキップとローファー

年明けにファンクラブで黒沢さんがやけにこの作品について語るので、気になってはいたけれど、それに見合うだけの良い作品だったと思います。
自分はずっと「嫉妬は不要な感情だ」と思って生きてきたけれど、この作品のテーマの一つには「嫉妬」があると思っていて。
ミカを始め、みんな思うようにならないことがあり、嫉妬し、大なり小なり傷ついても、きちんとそれを昇華して前向きに進んでいく。
…正直、30代の今観ると、ちょっと眩しすぎてキツい部分もありましたが。もう少し若い時に出会っていたら、もっと感銘を受けたかもしれない…。

この素晴らしい世界に爆焔を!

相変わらずの『このすば』ワールド。学園編はやや退屈でしたが、卒業してからのほうが楽しく観られたような。たまにカットインしてくるカズマとアクアも面白い。
そして、エンディングテーマがオシャレでかなり好みでした。前回のエンディングもカントリー調でかなりリピートしてたし、地味に曲が良いんだよな。

アイドルマスターシンデレラガールズ U149

アイドル1人ずつ当番回がありつつ、最終的には橘ありすの物語として締める、お手本のような1クールのアイドルアニメといった感じ。流石に儲かってるのか、作画も良かったし。
生配信でみりあちゃんが心無いコメントで曇ったり、昭和の異物みたいな上司がいたり、Pにリアリティのある無能感があったり…と、変にストレス与えてくるのが印象に残ってます。

トニカクカワイイ 第2期

割と毎週、楽しく2人の新婚生活を楽しく観ていました。やっぱり畑先生は日常モノを描いた方が絶対面白い。明らかに『ハヤテ』のシリアスな時より面白いしな。
とはいえ、そのうち先生がやりたいであろうシリアス展開にまたなっていくんだろうな、と思うと…。もう24巻も出てるのに驚いてしまう。『女子校編』も楽しみです。

BIRDIE WING -Golf Girls' Story-

1話を観た時は、まさかこんなストーリーになるとは予想していなかった。女の子2人のゴルフアニメ、というとゆるそうに感じるけど、友情・努力・勝利のアツい作品でした。
スクライド』ばりの必殺技や、『ガンダム』を意識したキャスト等々、お遊び要素も面白く、まさに自分が好きなタイプの作品という感じ。2クール楽しませてもらいました。

魔法少女マジカルデストロイヤーズ

秋葉原がオタク街だった時代…みたいな設定が『電池少女』と被ってるのは事故だったとしても、ちょっと技巧に寄りすぎてエンタメ性が低かったな、という印象。
まともに完結したとは思えないオチだったのがかなりマイナスだし、ちょっと加齢臭が漂う作品だったかなー。何で完走したんだっけ?総合的に判断してだったかな?

機動戦士ガンダム 水星の魔女

面白かったけど、1期と比べてしまうと自分の中では結構盛り下がってしまったな、と。ハエ叩きで「やめなさーい!」辺りがピークだったかな…。
スレッタとグエルの物語としては良かったと思うのですが、2クール目以降のミオリネの影の薄さが顕著で、そこが最後まで引っかかりましたね。
「スレッタと母親」「アーシアンスペーシアン」という大きな2軸の噛み合わせも微妙で、ちょっと散漫になってしまったような印象。
あと、終盤で今までのガンダムの名シーン全部盛りみたいな展開になったのはちょっと面白かったですね。令和の『∀ガンダム』なのかもしれない。

【推しの子】

最初が90分もあって長すぎたので挫折していましたが、そこを乗り越えたら確かに面白く、話題になっていたのも分かる気がしました。
フィクションの範疇を出ないレベルでのリアル感の調整が絶妙で、描かれているテーマも社会問題になっている旬のものだし。だからこそ炎上したのかもしれませんが。
ストーリーはまだこれから、というところだと思うので、2期も楽しみですね。あと重曹ちゃん可愛すぎワロタ。

S:BIRDIE WING -Golf Girls' Story-
A:スキップとローファー・【推しの子】・天国大魔境・機動戦士ガンダム 水星の魔女・僕とロボコ
B:トニカクカワイイ 第2期・山田くんとLv999の恋をする・僕の心のヤバいやつ・久保さんは僕を許さない・この素晴らしい世界に爆焔を!アイドルマスターシンデレラガールズ U149
C:異世界はスマートフォンとともに。2
D:魔法少女マジカルデストロイヤーズ
E:


あえて分けるとこんな感じ。他にもかなり話題作がある当たりクールだったという認識なので、多忙な時期で観られなかったのはちょっと残念。また機会があれば。
とはいえ、14作品完走しているのも事実。案外時間はあったんだけど、本当に最近ダラダラ過ごす時間が増えすぎているんですよね…。加齢による体力の低下かな。


現状、夏クールのアニメは継続含めて週に17本視聴中。2本が短編で実質15作品と考えたら1日2作品なので、多すぎず少なすぎずといったところでしょうか。
特筆して面白い!という作品はないですが、『アンデッドガール・マーダーファルス』とか『るろうに剣心』辺りは楽しんで観ています。