今日は、黒沢ともよさんのバースデーライブを観に行ってきました。お誕生日おめでとうございます。
友人の家に泊まり、昼を食べて駅まで送り届けてもらってからひとまず東京駅へ。会場が半蔵門だったので、皇居御苑をぶらついて時間を潰そう、と。
…しかし25℃を超える快晴で、外を歩き回っていたら頭がフラフラしてきたので、無料休憩所に入って小一時間ほど気絶していました。体力/Zero。
日も傾いてきたところで休憩所を出て、二重橋…には入れないのでその手前の石橋を観ながら、半蔵門まで数キロウォーキング。走ってる人とかなりすれ違いました。
開演まで30分くらいあったので、駅前のサンマルクカフェに入ってチョコクロとスムージーを飲みながらまた休憩。…なんかずっと体調が悪いままだった気がしますね。
自分のチケット、番号が「1番」だったので、「結構高かったのに端なのかな…」と思いながら会場入りしたのですが、中央にステージとピアノがあり、席はそれを取り囲む形。
8方向に取り囲むブロックごとの1番席は、ピアノ側(メインステージの真裏)ではあるものの、最前列の真ん中。数メートル先に演者、という席だと気づいて急にソワソワし始める(
1.川の流れのように
2.僕こそ音楽
3.liquescimus
4.明日へのEuphony
5.エガオノキミヘ
6.少女はあの空を渡る
7.乙女どもよ。
8.はるのとなり
9.My me
10.Autumn
11.I Dreamed a Dream
12.Part of your world
En.Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア
セットリストだけ書くと普通のライブのように見えますが、結構独創的で、歌の合間に台詞があるし、ステージの上を所狭しと動き回るしで、まるで舞台を観ているようでした。
最初の『川の流れのように』も、「聴き覚えあるけど何の曲だっけ?」と思っていて、サビ前で気付いてびっくり。子役時代に舞台で美空ひばりを演じてたからなのか…。
『僕こそ音楽』は何故か聴き覚えがあったので、多分インスタライブか何かでここ数年披露されていたんじゃなかろうか。これも子役時代を振り返るという流れ。
そこからはキャラソン・アニソンカバー続きで比較的新参にも優しかったのですが、自分が黒沢さんのキャラソンをあまり知らないので初手の『宝石の国』から分からないという(
流石に『ユーフォ』のキャラソンは聴いたことがあったので、そこからはしばらく聴いているうちに「あ、あのアニメの曲だ」と気付いて嬉しくなるパターンでした。
『ゆゆゆ』とか『ひそまそ』とか、黒沢さんにハマってから出演作を後追いしまくった作品の中の1つなので、当時を思い出しながら。ブログを数年分遡って読んだりもしたなあ。
でも、一番この群で印象的だったのは『乙女どもよ。』ですね。当時結構よく聴いてたし、アニメも好きだったので。ひと葉、良いキャラだったよな…。
そこからはまた知らない曲が続いたんですが、後でツイートを確認したところオリジナル曲だったとのこと。そりゃ知らないで当然だわ。本人が作詞もしてたらしい。
他の作品と違って『はるのとなり』は主演作じゃないな、とか思ってたんですが、今回のオリジナル曲を作曲した人繋がりか。この人もヒャダインと同じ京大総人卒なのちょっと意外。
ミュージカル曲は、2曲とも自分でも分かるくらいの有名ナンバーでした。『リトルマーメイド』は舞台観に行ったことないけど。チケット取るのも難しそう。
夜の部はここが邦楽のカバーだったらしいので、両方参加したかったのはもちろんですが、どちらかといえば曲が分かる昼の部に参加できたのは運が良かったのかも。
アンコールの『プリキュア』前に小芝居があったのですが、簡単に説明すると「結婚式当日に新郎に逃げられた新婦のスピーチ」という、最近出演されていた舞台にありそうなコメディ。
ベールを身につけた黒沢さんが現れて「新婦のスピーチです」みたいなナレーションが入った時は、一瞬電撃結婚発表でもするのかと思ってしまった。全然ガチ恋じゃないんですけどね。
どうノっていいか最初は困惑していた観客も、明らかにコメディと分かって笑いが混じりだして楽しかったです。アドリブで急に三森すずこの名前が出てきたところが一番ウケたかも。
『ドキドキ!プリキュア』は、流石に歌うだろと思って当日の朝に聴いていたのになかったなあ、と思ってたところだったのでようやくという感じ。本編は当時観てなかったですけど。
というかそもそも当時は黒沢さんに興味すらなかったわけで…。ホント、何がきっかけになるかってわからないですよね。
終演後、規制退場なので、と言われて退場を待っていたら、なんと出口付近で黒沢さん本人のお見送りがあってびっくり。聞いてないし、心の準備ができてないんだけど。
前の二人組が「ファン同士で結婚して子供も生まれました」とか報告してたのが印象的でした。強者オタク。自分はお礼を言うのが精一杯だったので、久しぶりにファンレターを書くことに。
なんか記念のステッカーも貰ったので、とりあえずスマホの裏に貼っておきました。…カバー着けてるから見えないけど、スマホに声優オタクのスティグマが刻まれてしまった。
黒沢ともよさんを追いかけ始めて数年になりますが、今日が1番の衝撃でした。表現力の洪水を最前列で浴びて、ただただ圧倒されるばかり。1時間に役者人生が詰まっていた。
歌、ダンス、ミュージカル、小芝居、全てがハイレベル。鬼才とはこういう人のためにある言葉なのだろうか。改めて惚れ込んでしまいました。
最近仕事が忙しく、プライベートも無気力気味。正直、今日も開演まではイマイチテンションが上がっていないという状態でした。
それが、月並みな感想ですが、時が経つのを忘れるほど感動したし、生きる活力をもらえた。明日からは心機一転、精力的に生きていこうと思います。