適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

MOA美術館・小田原観光

先月八王子城に行った時に「次は小田原城に行きたいな」と思ったので。ゴールデンウィーク前半の3連休を利用して、今回は小田原に行くことにしました。
翌日の午前中くらいまでは小田原にいられるので、今日の午前中はどこか他のところを、と考えた結果、熱海のMOA美術館に開凸。東海道本線で東京から2時間。
朝1ならそこまで人はいないかも?と甘い見通しを立てていましたが、美術館行きのバスはかなりの人でした。前の方に並んでいたので辛うじて座れてよかった。



入口を入ると長いエスカレーターをいくつか乗り継ぎ、出たところの天上に万華鏡のようなモニュメント。映えるスポットでした。



左の写真に写っているガラス張りのところから撮ったのが右の写真。見切れてるけど左端に熱海城も見えたし、本当に見晴らしがよかったです。晴れててよかった。
メインロビーに入り、まずは豊臣秀吉の黄金の茶室を再現した部屋へ。ここは写真撮影可だったけど、展覧会は撮影不可でした。



野々村仁清『色絵藤花文茶壺』
豊臣秀吉の黄金の茶室を再現
尾形光琳紅白梅図屏風
岡田茂吉熱海市に設立


…で有名(?)な黄金の茶室。『色絵藤花文茶壺』もすごく綺麗でした。『紅白梅図屏風』は3月で今年の展示が終了していたらしく残念。季節に合わせて、ってことかな。
綺麗だったので、『色絵藤花文茶壷』の藤の花を模した栞をお土産に買いました。今ちょうど栞代わりにしてたの、財布に入ってた適当な割引券とかだからな…。



漆のことも金のことも全然知らなかったけど、平安時代から現代に至るまで、様々な蒔絵が展示されていて、予想よりかなり興味深かったです。特に硯箱の美しさが印象的。



外に出て茶室や竹林も見学したところで一通り観て回ったので、バスに乗って熱海駅まで降りる。
ちょうどお昼時だったので、駅前をうろついて空いてそうなお店で昼を食べることに。海鮮丼の店で店員さんが呼び込みをしていたので入ってみました。



生しらすマグロ漬け丼。生しらすってあまり食べる機会ないけど、新鮮で美味しかったです。
食べ終わってからはまた駅に戻り、また東海道本線に乗って小田原駅まで戻る。小田原観光周遊バスが出ていたので、石垣山一夜城までバスで移動。
観光バスらしく、車内でガイドのおばちゃんが色々説明してくれるのでためになりました。ツアーもずっとだと疲れるけど、こういうのはいいなあ。



石垣山城、その名の通り野面積の石垣が多くて見応えがあったのですが、一番インパクトがあったのは右の写真の井戸曲輪。スケールが違う。
本丸あたりまで登ってみると小田原市街が見渡せました。ついでに城の向かいにある「ヨロイヅカファーム」にも立ち寄ってみることに。



誰やねんと思ったら鎧塚俊彦さんが経営してる店らしく、川島なお美さんの記念碑もありました。結構並んでたけど、時間もあったのでミーハーっぽく列に加わる。
クリーム入りのクロワッサン?みたいなパンと、ホワイトカカオのソフトクリームを購入。濃厚で美味しかったです。摂取カロリー過多な気がするけど結構歩いたからセーフか。



ソフトクリームを食べてから、30分ほどかけて早川駅まで下山。帰り道も石垣が続いていて、みかんが植えてありました。
早川駅からはまた小田原まで戻って、この時点で15時くらい。このまま小田原城に行くこともできたのですが、体力的に無理するところでもないだろうと、明日に回す。



宿に連絡して早めにチェックインさせてもらい、2~3時間ほど仮眠。老夫婦が経営されている古めのビジホでしたが、とても快適でした。看板猫(?)もいました。
暗くなってきたのでそろそろ晩飯かな、と駅前に繰り出し、商業施設の中にあった食堂へ。折角だから贅沢しようと思い、刺身の盛り合わせとアジフライ定食を注文。



刺身はマグロ、サワラ、カンパチだったかな?これも美味しかったんですが、アジフライが想像以上でした。衣が過度に油っぽくなくてサクサクしていてとても美味しい。
結構な大きさがあったので、レモン、タルタルソース、ウスターソースと色々試しながら完食。観光客向けの高値でしたが、満足感が高かったのでよし。
それからは宿に帰ってダラダラとテレビで中森明菜ライブ→ニジガク→スパイファミリーと観て就寝。こっちだと配信サービスに加入しないといけないのにこれが地上波とか、関東は…。


翌朝は「無料の軽食をご用意しております」って書いてたから1階に降りてみたら、サラダ、ご飯、味噌汁、鮭、卵焼き、トマト、フルーツ、野菜ジュースまであって驚き。
部屋も広かったし、ホスピタリティ溢れる当たりのビジネスホテルでした。チェックアウトしてから小田原城へ。



三の丸あたり。掘も立派だし、広い城だよなあ。最近行った大坂城とか江戸城がデカすぎるので、アレと比べたら小さいとはいえ。



二の丸あたり。この日も朝1だったから人が少ないのでは、と思いきやそこそこいましたね。やっぱりゴールデンウィークだからかな?



天守閣。多分某ゲームに出てくる画像はこんな感じの構図だったはず。左手に天守閣に通じる石段があるので、そこで見分ければいいのかもしれない。
中は大阪城みたいに綺麗でしたが流石にエレベーターはなく、階段を登りながら北条氏について学びを深めていく感じでした。



イマイチ天気がよくなかったけど、天守からの眺め。左の写真は昨日行った石垣山城の辺りかな。右の写真で海の向こうにうっすら見えるのが房総半島、右端が伊豆半島らしい。



米蔵跡を見てから、近くにあった二宮尊徳神社へ。絵馬に試験合格や手術成功、ライブ当選等色々願っている中に、「エースバーンになりたい」の存在感が光っていました。
そうこうしているうちにお昼前になったので、小田原駅に戻って東海道本線に乗り、川崎へ移動。美術館あり、運動あり、城あり、グルメありの楽しい旅行でした。
いつも旅程を詰め込むのが癖なんですが、20代の時みたいな体力がなくなってきている気がするので、体を労りながらまたどこかに出かけたいと思います。