適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

「一人で生きる」が当たり前になる社会

フィットボクシングを買ってプレーしてみたら、1日やっただけで両手両足と背中、つまり全身が筋肉痛になって辛い。強度は全部標準にしたはずなんだけど、そのうち慣れるのか…?
…それは置いといて、Audibleのラインナップの中に、面白半分で友人に贈った本があったので聴いてみることにしました。



いきなりなんですけど、ここ最近たまに聞くようになった「異常独身男性」って言葉、キライなんですよね。
このTwitter漫画が端的に表現していると思うのですが、独身を心の中では肯定できない人たちが「異常」を自ら名乗ることで、馴れ合いするために使われている言葉だとしか思えない。
そもそも論として、「異常」を自称したがる時点で、かなり凡庸、凡俗に近いのではないかと思ってしまうんですよね。自分は独身だとしても、普通の独身男性でいたいですね。


さて、そんな独身についての対談をまとめたこの本。荒川氏の主張自体は他の本やネットニュース記事等で知っていたので、そこまで目新しいことはなかったかな。
あと、対談形式ゆえにポンポン話題が飛ぶので、軽く聞くには良い反面、ちゃんと体系立てて理解したいなら同著者の別の本の方が良いかもしれないと思いました。
ただ、独身男性の食費は既婚者より高い(割合ではなく金額ベースで)というのは面白かった。食は趣味にしやすいからかな。実際、ラーメンの食べ歩きが好きな知り合いとか結構いるし。
逆に、女性の住居費は男性より高く、したがって居住地域が違うから接する機会も減りがち、というのも興味深かった。家賃で安全や利便性を買うという発想は確かに女性の方が強そう。


個人的には、独身であろうが既婚であろうが、自身が望んだ選択かどうかが一番大事だと思っています。令和の世の中、以前ほど結婚至上主義みたいな風潮は強くないはずですし。
なので、孤独が好きな人は独身でいいだろうと思う一方、「異常独身男性」みたいな馴れ合いをしている、孤独に耐えられないタイプの消極的独身はちゃんと婚活したほうがいいのでは。