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転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編(+舞台挨拶) ★★★★★★★☆☆☆


KPF…というか、高田憂希凱旋イベントのついでに映画観るか、ということで転スラ。なぜか舞台挨拶つきの回が通常と料金同じだったので、それなら舞台挨拶つきにしよう、ということで。
勝手に若者人気の作品だと思ってましたが、割と年齢層高くて驚き。舞台挨拶だから前方は声優ファンが埋めてたかもしれんけど、後方もあまり学生はいなかったような。



小倉駅周辺で食べたことのない店を開拓するべく、お昼は井筒屋の裏の「lolo」へ。ハンバーグ&エビカツ定食を注文。
結構な時間並んだ上に、注文してから焼き始めるのでトータルでは結構待ったけど、美味しかったですね。ハンバーグ屋にしてはかなりお洒落な内装でした。
同じく小倉でハンバーグが食べられる「ラルコーン」より繊細な味。ただ、多少美味しくても待ちが少ないラルコーンの方がトータルのコスパはいいかも…。
安定択の資さんうどんから、天ぷら、ラーメン、ハンバーグ、海鮮丼、カレー等々、数年通っているうちに結構選択肢が広がったかも。来月は何食べようかな?


原作者監修のオリジナルストーリーで、小国ラージャの王女・トワと、ベニマルたちの兄貴分であり、オーガの里の生き残りであるヒイロを軸に、リムル一行が活躍するお話。
冒頭は暗いところで知らない奴らが斬り合ってて「誰やねんこいつら…」だったので、テンペストの描写でいつもの面々が出てきた時にちょっと安心しました。


本編全体に関して言えば、アニメの時系列から地続きの話なので、魔王になったリムルが強すぎて、バトル展開の緊張感がまるでないのがマイナスに作用していたかなと。
転スラの魅力の要素に「国作り、外交」があると思うのですが、描写はあったけど劇場映えし辛い。最後に悪魔をベルゼビュートで秒で消滅させたのは笑いそうになりました。
強すぎる主人公自体がオチになる『ワンパンマン』とかはそれを含めて面白いけど、一応ストーリー中で暗躍していたキャラを一撃で屠ってしまうのは盛り上がらないですよね。
ただ、戦闘の結末はともかく、劇場版なだけあって臨場感はあったので、オチが弱いからダメ、というわけでもないのですが。福本莉子も、ゲスト声優って感じ(オブラート)でしたね…。


あと、ヒイロがカースオーブの代償で消滅→トワの魔法で復活→トワが魔法の代償で消滅→ヴィオレの計らいで復活 というご都合主義全開の復活ラッシュは流石に反応に困った。
変な奇跡の力とかではなく、作中では一応理屈はついていたので納得はしたけど、数分の間に死んだり生き返ったりするのは半分ギャグだろ。これが作風だとは思いますけど。


舞台挨拶は主演の岡咲さん、主題歌のMindaRynさん、杉本プロデューサーの3人。印象的なシーンとか、制作のエピソードとかが聞けたので、これで普通の映画と同じ料金はアド。
プロデューサーも「リムルが強すぎるので、起承転結を作るのに苦労した」と仰っていて、やっぱり作る側は苦労するんだな、と。異世界転生、最強すぎるのも考えものですね。


最後に、ミリムの出番が少なかったのが残念でした。いや、ポスターの声優一覧にもなかったから、最悪出ないまであるのか?とは思っていたけど、出番数分しかないやん…。
数少ない出番の中では安定のミリムだったけど、バランスブレイカーだから出しにくいとはいえ、もうちょっと出番作ってほしかったな。ちゃんりな成分が足りない。