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支出内訳から見る、普通独身男性の生態について

昨年、マネーフォワードを導入したことで、今まで何も気にせずに使っていたお金の流れが可視化されました。
…で、せっかくなのでブログのネタにしようと、内訳をダウンロードして円グラフにしてみた、というわけです。



「生活費」には家賃、光熱費、通信費、その他日用品諸々の購入代金を全て含んでいるので、当然これが一番高くなる…のですが、それでも3割弱。
「趣味」で最も多いのはイベントのチケット代、次いで旅行に関する費用。それ以外の趣味にかけた金額は、合計しても旅行費用と同じくらいでした。
そして、ここがこの円グラフのトリックなのですが、交通費。自分は徒歩通勤なので、この交通費は3度の帰省に係る費用以外、全て趣味に係る支出なんですよね。
実質これも「趣味」に係る支出だとして、合算すると35.4%。実に自分が支出する金額のうち3分の1以上は趣味に投じていることになる。こうして見ると中々のインパクト。
というか、交通費も趣味への支出も、単体で見ても食費より多いという。外食の選択肢が少ない環境に住んでいると、食事にかけるお金は減る一方。流石にこの辺が下限だけど。


…さて、年始に、支出を前年比で5%減らすというのを目標に掲げていたので、どこを減らせるのかを考えていきたいと思います。

生活費

生活費の削減に興味がなさすぎて、昨年ようやく格安SIMに変えたくらいなので、多分今年の通信費は勝手に減るでしょう。
昨年は家電周りでいくつか大きな支出があったので、それに匹敵する支出がなければ、これも勝手に減るはず。また急に高級家電が欲しくなるかもしれませんが。
その他の生活費に関しては、物価高が続く限りは増え続けるので多分増えそう。総じて、そこそこ長い付き合いになってきたパソコンが壊れなければ、減らせるのではなかろうか。

趣味

趣味に係る費用は、自分の意志で削りたくて削れるものではないのが難しいところ。興味があるコンテンツが出てくれば、お金を落とすのに躊躇するべきではない。
もちろん、聖域化しすぎるのもアレなのですが、現状、ここを削ってまで残るお金が増えたところで…という価値観なので、今まで通り取捨選択する、くらいですかね。

交通費

これも削りようがない費用ですが、早割を活用することで少しでも抑えられるようにしたいところ。
予定が直前になってしまった場合は夜行バスの活用も検討したいけど、正直、もう20代の時のような体力ではないので、メインの選択肢にはできないですね。

食費

これも物価高でどんどん上がっていきそう。朝食も自炊にして3食完全自炊にすれば更に抑えられると思うけど、朝の貴重な時間をお金で買っているからナシ。
そもそもエンゲル係数が2割を切っている時点で、世間の大体の人より粗食なはずなので、むしろ他を削ってもっと食にお金をかけるべきなのかもしれない。

その他

孤独に暮らしている今の生活の中で、自分と交際してくれる人は貴重なので、交際費はむしろどんどん使うべき。
医療費は昨年腰痛の治療にそこそこお金を使ったから高めに出ているけど、今年はここまで使わないでしょう。歯医者だけで済むといいな。
マネーフォワードが勝手に自己投資の分類にしているけど、文庫本を買ったお金がここに入っているやつ。本や本来の意味での自己投資も、削る意味がないでしょう。


こうして考えてみると、結局、支出を減らすためには、いかに生活に係る固定費を抑えることができるかが鍵になってきそうですね。
細かな支出より大きな出費を抑えられるかどうかだと思うのですが、1年後にどれだけ内訳が変わったかをまたまとめてみようと思っています。どうなるやら。