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明朗・潑溂・無邪気なブログ

サイバーパンク・エッジランナーズ ★★★★★★★★★☆

流石に『タイバニ2』だけのために一ヶ月課金はもったいなかったので、昨年の配信から話題になっていた今作を観てみました。
正直、今までネトフリアニメがこれだけ話題になった記憶がなかったので、「ステマなんじゃないの?」という疑いの目を向けていたのは事実。
タイバニレベルの作品ですらほとんど語られないし、話題性を観始めるきっかけの1つにしている自分にとっては、ネトフリ限定配信はなかなか厳しい。
加えて、トリガー作品に苦手意識があったのもあって、今まで手が出ませんでした。『キルラキル』からほぼ全作観てるけど、世間の評価ほど面白いと思えなくて…。


…と、ネガっぽいことを書き連ねてからの感想なんですが、ちゃんと(?)面白かったです。全10話と、短めの話数できっちりまとまっていたのが良かったのかも。
トリガー作品にありがちな、勢いでストーリーが進行していく、ということがなく、サイバーパンクの世界観で、更にはビター(ほぼバッド?)エンド。
骨子にはデイビッドとルーシーのボーイ・ミーツ・ガールがあるので難解でもなく、アクションシーンの作画は流石のトリガー。話題になるのも納得でした。
同じサイバーパンク系統の作品だと、近年では『アクダマドライブ』に近いものを感じたかな。R-15指定な分、あれよりもエログロ描写は多かったですが。


個人的には、後半の相棒&ヒロイン枠であるレベッカが良いキャラしてて好きでした。黒沢さんが演じていたというのもありますが。
レベッカ」という名前から連想してしまったところはあるかもしれませんが、黒沢さんのこういう演技、千和さんに通ずるものを感じました。
以前千和さんが仰っていた「私に近いタイプの声優」という評価も間違いではないのかも…とか、こじつけたナラティブを感じてみたり。