適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

第13回北陸レジャ杯福井予選

昨日は国分寺の大会に出てから声優イベントを満喫し、終電で名古屋まで戻ってカプセルホテルへ。当日の朝にしらさぎの始発に乗って福井まで行ってきました。
今年のレジャ予選はことごとく土日のどちらかが何かしらのイベントと被っており、唯一行けそうだった小杉・上越のところも土曜出勤になってしまう。
今年は有給とって前日予選かな…とも考えたのですが、12時開始で福井ならその日のうちに帰れると判断。1回では厳しいけど、まあ出ないよりは、と思って参加することに。
お昼は近くの回転寿司。寿司はどこで食べても美味しい。何も考えずに食べていたら会計が予想の範囲を超えていたのでクレカで払いました(


参加者は45人で、45→32→16→8→4。最低でも5形式、敗者復活を考えると7形式必要。火力の高い「アニ特・スポ順・芸連・ライ○×」は使うとして、あと3形式。
5問くらいは当たりそうな「芸タイ・社スロ・文タイ・理エフェ」くらいの中から選ぶつもりでした。さっさと序盤で使ってしまえれば申し分なし。
ただ、攻撃全振りゆえ、手札の尽きた状態で1位とか無理だと思ってたので、極力準優勝以上を狙っていくつもりではいました。これは毎年のこと。
お題ジャンルはスポーツ。横から飛んでくるのは嫌だけど、自分は絶対に使うジャンルなので特に問題はなし。去年もスポーツがお題の時に権利取りましたしね。

0回戦 NガールNクライさん(ライフスタイルタイピング)・カイト(社会スロット)・あぶらマネーさん(社会順番当て)・DFAV22さん(芸能○×)

32人のトーナメントに絞るための0回戦なのに、4人全員が昨年の本選出場者とかいうクジ運のなさ。福井まで来て初戦敗退は寒すぎるし、かといって上を目指すなら置きたいしで悩む。
ただ第9試合だったので、前の8試合で接戦が多ければ全力で、大差の試合が多ければ置く、という判断ができる位置でした。
幸いそこそこ大差の試合が多く、1位と2問差くらいは許容範囲かなと。対戦前に話した感じだと、びーまさんも同じような認識だったので、自分も置きの社会スロットにしました。

ライタイは前半3問の「クラスタ」「ハイミス」「テロンチ」で3連続全滅。残りは易問で何も差がつかずに終了。ライタイってこんな難しかったっけ…。
社スロはDFAV22さんに少し刺さるも、残り2人にはイマイチだった上に自分も1ミス。やっぱりスロット向いてないな…。社順であぶらマネーさんが抜け出すも、自分も1ミスで耐える。
芸○×は可もなく不可もなくでしたが、1ミスで迎えた最終問の「吉田兄弟といえば尺八の奏者である」を「琴とか三味線とか、弦だったような?」と思いつつ、○を押して単独不正解。

f:id:kaitopoketto:20191118055712j:plainf:id:kaitopoketto:20191118060014j:plain


3位。セレマルはともかく、自選含めてキーパネ計4ミスもしてたら勝てないですね。ただ社順を耐えられたのは夏ごろにブートしてた貯金だとは思うので、そこは良かったかな。


その後も点差惜敗8枠中のちょうど真ん中くらいで拾われ、無事トーナメントに進出できました。右半分が死の組だったのですが、左半分に入れたのが幸運だった。0回戦の運の揺り戻し。

1回戦 ユイさん(社会○×)・ひやけしたチルノさん(芸能並べ替え)・カイト(アニメ・特撮)・ひのりんさん(ライフスタイル連想)

ユイさんの社○×が見えていて、チルノさんが去年手札にしていたのも知っているので悩むところ。芸タイにしたかったのですが、ひのりんさんが芸タイ使いと知って投げられず。
色々考えましたが、右の山でまさつさん、アルカナさん辺りが後々潰し合うのは見えたし、○×が暴れる可能性も考慮し、確実に勝ち抜けるために、ここでアニ特を切ることにしました。
社○×は幸いにも6問とも見たことがある問題だったので、ひのりんさんが1ミスした以外は全員全問正解で安全に終了。
芸並は1問目の「シャンプーハット」を一瞬「実はこれ、ハットシャンプーでは?」とか思ったけど正気に戻り、自分だけ全問正解。やっぱりキーパネなんだよな。
アニ特は画像タッチ・一方通行・順当・順当・多答・多答とかいうインチキセットで、全員から50点ずつくらいリードしました。まさかこの形式、最強形式か?
3セット終わって、4セット目が何点でも3位以下はないだろう、という感触があったので、ライ連は6問全部4ヒント目まで待って2ミス43点。苦手な問題ばっかりで辛いセットだった。


f:id:kaitopoketto:20191118055728j:plainf:id:kaitopoketto:20191118191207j:plain


1位。結果的にオーバーキルだったけど、社○×が荒れたら、チルノさんがゲーちゃだったら、と考えると。アニ特の火力で決まった試合でしたしね。1日参加だと出し惜しみもアレだしなあ。

2回戦 RYOKIさん(芸能グループ分け)・タネウマクンさん(スポーツキューブ)・ひやけしたチルノさん(ゲーム・おもちゃ)・カイト(スポーツ順番当て)

RYOKIさんは絶対芸グルのはず。タネウマクンさんは他の人に聞いたらスポキュらしい。そしてチルノさんはゲーちゃだと。自分が有利な形式はなし。
隣の山の人たちが割と手札を切り終えているのが見えたため、次の準決勝よりも、この試合に全力投球すべきと判断。自選は最大火力のスポ順に。試合開始までひたすら芸グルを見直しました。

芸グルが分かる範囲に寄り、★5の音楽問も1つアニメの主題歌だったので2択に絞れて全問正解。スポキュはTLで見たニュース問で少数正解し、残りも長考しながら全問正解。
…からの、チルノさんのゲーちゃで画像タッチ一方通行順番当て線結びエフェクトを5連続ミス。最強形式か?最後のポケ問だけ少数正解で15点。昨日の国分寺の負けが頭をよぎりました。
RYOKIさんかチルノさんのどちらかに2問以上刺さらないと負け、というところでスポ順。こういう展開あるから4サテは嫌いなんだよな…。正直、ホストの方がマシじゃないですか?
出題自体は3肢の所属順とか大会の1~3位とか成語とか、解く分にはすごく楽だったので、即答して「間違えろ!」と祈るだけの作業。お2人とも2~3間違えてくれたので祈りが通じた。


f:id:kaitopoketto:20191118055746j:plainf:id:kaitopoketto:20191118055803j:plain


1位。ここが勝負所だ、と判断したのが間違ってなくて良かったなあと言うほかない。スポ順以外の何を投げても負けてましたね。チルノさんと2人でガッツポーズしてしまった。

準決勝 DCドボンキングさん(社会連想)・ネェムさん(音楽)・ひやけしたチルノさん(理系学問一問多答)・カイト(芸能連想)

まず、別ブロックの4人のうち、アルスターさんとまさつさんがメイン武器を残しているため、勝ち上がるのはこの2人ではないかと予想。
さわちゃんさんも社連残ってるけど、なぎさんがいるのに投げるとは考えづらいし、ここは抜けるの厳しいんじゃないかな、と。
そうなると、文セレと社線を残したアルスターさんとまさつさんを相手に、お2人とも少なからず耐性があるだろう芸能連想で決勝2位以内はちょっと非現実的かなと。
であれば、まずはここで芸能連想を使って手堅く勝ち抜け、決勝はライ○×でワンチャンに賭けた方が2位以内が狙えるのではないか。そう結論付けました。

社連は誰も飛ばないのでゆっくり押して高知の都市以外5問正解。福島の都市連想、見覚えのある観光名所多いな…と思ったら、今年の夏休みに旅行したいわき市でした。いわき市最高。
音楽も最終問の「ゼンダ」が全滅した以外は拾う。ゼンダ城の虜みたいなのもあった気がするし、思い出したかったけど出てこなかったなあ。
理多は成層圏熱圏を逆に押すとか、そういうしょうもないミスが重なり3ミス。大会で理多につまずくの今年だけで4度目くらい?今作追加の難問だけ単独を取る自分らしいスタイル。
ここまででもおそらくリードは取れている感じだったので、芸連は気楽に前のめりに押してたらリー・レミックを飛びミス。この群はこいつだけ苦手なんだよな…。


f:id:kaitopoketto:20191118191213j:plainf:id:kaitopoketto:20191118055822j:plain


1位。まあ自分だけメイン武器だしな…。結果どうこうより理多3ミスを反省しないといけない。今年投げられまくってるし、いい加減固めないとですね。

決勝 ひやけしたチルノさん(スポーツ四択)・カイト(ライフスタイル○×)・アルスターさん(文系学問連想)・まさつKすうさん(社会線結び)

セレクト2セットで荒らしたるで~、という気持ちで。スポ択は4問簡単で、1問単独正解、1問少数正解とまさかのリード。消去法がうまく機能した。
ライ○×もそこそこ良い引きで、チルノさんとアルスターさんにはリードできたのですが、まさつさんが全く間違えてくれない。しかも6問目が正解率棒線の新問で全滅。
前半でチルノさんとアルスターさんに3問ずつくらいリードしていたので、文連はほぼ全部最後まで見て安全運転。ただ1ミスし、指差も加えて1問差に詰め寄られる。
1問でもアルスターさんに詰められたら3位、と思いながら迎えた社線、アルスターさんが先に間違えてくれてホッとしましたが、24問目の関東鉄道問で少数不正解して血の気が引きました。


f:id:kaitopoketto:20191118055828j:plainf:id:kaitopoketto:20191118055831j:plain


2位。3位と10点差で準優勝。まさつさんはちょっと安定しすぎてて無理でしたが、いつもの三種の神器を使い果たした先での2位はかなり嬉しかったです。
ちなみに3位決定戦にもし回っていたらアニ多でワンチャンスを狙いに行くつもりでした。3位決定戦は激アツだったので、そっちに回らなくて良かった、と見てて思いましたが。


f:id:kaitopoketto:20191118185526j:plain

振り返り

右半分の死の組に入らなかったのが全てですね。組み合わせが出た時点で「道中で勝ち残ることを最優先に、消耗した右半分の勝ち上がり相手にワンチャンスを狙う」という
プランを立てて、着実に実行していった、という感じ。反省点があるとするなら1回戦を我慢してライ○×にしておけば、決勝をアニ特に出来たかな、くらいでしょうか。まあ結果論。
死の組で武器を温存して勝ち上がってきたまさつさんに負けてるので、完敗と言うほかない。今年は西日暮里・賢竜・岡山・福井とよく当たってるけど、道中で勝てても要所で負けるんだよな―。
レジャ予選に参加するのも今年で3年目ですが、投げるものの自由度が高く、かつ持ち上がりなので、普段より勝ち上がりのプランを立てるのが難しくもあり、また楽しくもあり。
帰りの新幹線で本戦のエントリーも完了したので、前日はゆっくりできそうです。2年連続2回戦前半でキーボードしか引けずに負けてるけど、今年はセレマル投げたいなあ。
あと、夏あたりで「今年の広域大会のシード権をコンプリートする」という目標を密かに立ててたので、達成できて嬉しいです。今の自分にもギリギリ達成可能な目標。

第62回賢国杯

今日は夕方からイベントで、13時開始ならハシゴできるかも?と思い、一年ぶりに参加することに。
関西杯が終わってからプレーはおろか問題整理すらせず、完全に離れてたのですが、まあノリでいけるだろう、と。
参加者は32人で高火力。とてもわかりやすい。
ギリギリまでご飯食べてて、中央線が遅れてて遅刻したのは申し訳なく。代理エントリーをしてくださったプリズまさんありがとうございました。

1回戦 バニラビンズさん(芸能四択)・カンナさん(スポーツ連想)・さやゆーりさん(社会並べ替え)・カイト(文系学問タイピング)

いきなりカンナさんと当たる。バニラビンズさんが誰か分からなかったので何人かに聞いたけど「分からない」と言われる。
関東の人が知らないならライトの人なのかな、と思い、さやゆーりさんに右辺はなあと思いつつも置きの文タイ。
4サテだったので1サテの人の顔が見えず、画面に「芸能四択」と表示された時も「ノーマルかな?」とか見当違いなことを考えてました。
途中で「これファーファさんやん…」と気付いて頭を抱えるも成す術なく3ミス。グラフと学籍番号を見ておけと。
カンナさんもスポ連で、己の悟り系出題を呪う。ほぼその他たまにサッカーのところをなんとか粘って全問正解し、少し差を詰める。
社並は何も起こらないことを祈りつつ、少し差を詰められたので気が楽に。間違えたのも見たことあったし反省。
置きの文タイは★3を間違えて頭を抱えましたが、ファーファさんからリードが取れたので結果的に良かったかな。



2位。芸択の★3に弱すぎる。全答したのスポ連だけだし、関西杯に続きやってて良かった、という結果になってしまった。

2回戦 6めいかんかおりさん(アニメ&ゲーム◯×)・カイト(芸能連想)・カブとなつやさいさん(文系学問グループ分け)・エンヤトットさん(スポーツ線結び)

関東に来たなあという面子。アニゲもスポーツも芸能も投げにくくて辛かったけど、とりあえず差が取れそうな芸能連想に。
アニ◯×はアニメと読んでるラノベと持ってるゲームに寄ってかなり楽に。ここでゴロリさん以外から数問リード。
芸連もあまり好きなセットではなかったですが、アニゲの貯金もあったので確実に待って全問正解。多分首位で折り返せたはず。
からの、文グルが戦国武将、画数5肢、ことわざ、直木賞…で5ミス15点。厳しすぎる。
スポ線は海外サッカーとプロレスで2ミス。まあ、これでもかなり拾えた方かなと。



3位。まあ、1セットで5ミスして勝てるほど甘いゲームでも相手でもなく。負けたお二人には当たるたびに負けてる気がするなあ。

振り返り

対戦相手はちゃんと確認しましょう。てか誰か教えてよ(T_T)


しょうもないミスで負けたら寒いなと思ってましたが、順当に負けたと思うのでそこはちょっと一安心。
芸連縛りも久しぶりにやりましたが楽しかったです。我ながら中途半端な実力だなーって感じですけど、なんだかんだこのゲーム好きだし、また顔出したいな。

声優バイブル2020と、アイドル声優と

当てはまるカテゴリがなくて困る。イベントではないし、アニメの感想でもなく、書籍だから「読書」にしたけど、これ読書ちゃうやろ、と。まあどうでもいいんですけど。
最近よく見かける言い回しで分類するとすれば「オタクのお気持ち表明」ですかね。…まあ、そんなカテゴリ使う機会もなさそうだし作りませんけどね。


…さて、先日視聴してここに感想も書いたアニメ『Re:ステージ!』にも出演されていた花守ゆみりさんが、膝の故障から、役を降板する、というお知らせがありました。
そのニュースを目にした時は「そんなんで声優交代とかあるのか、膝に矢を受けたのかな?(ネタが古い)」みたいなクソオタクの反応だけして流してしまったのですが。

しばらくして、その花守さんの発言で一部のオタクが荒れている、みたいな話が流れてきたんですよね。「アイドル声優的な活動は嫌々やっていたのか?」とか
「しゅがは*1も気乗りしないまま演じてたのかな」とか。気になって調べてみると、どうも何かの雑誌のインタビューが発端らしい。

ただ、話題にしている人の大半はインタビューを読んだわけではなく、どうもまとめサイトをソースに云々しているように自分には見えました。
こういうのは原典に当たらないと意味がないだろう、と思ったので、早速買ってきた、というわけです。…前置きが長い。



よっぴーこと吉田尚記アナウンサーが、声優と1対1でインタビューした記事が12人分掲載されている、というもの。
平均して1人につき8000語ほどとかなりの長尺で、声優を目指したきっかけから、今の仕事で大切にしていることなど、とても興味深い内容でした。
これ、毎年刊行されていて、今年で6年目なんですね。あんまり演者周りの情報を積極的に拾ってこなかったから知らなかった。1冊くらい以前のも買ってみようかな?


手始めに花守ゆみりさんの記事を読んでみたのですが、これ別にファン否定でもなんでもないやん、と。声優としての矜持がわかる、とても良いインタビューでした。
花守さんの発言についてはこのまとめがとてもわかりやすいので貼っとこう。ぐだぐだ書くより多分読んでもらったほうがわかりやすい。


www.koenote.info


花守さんがイベントや顔出しの活動が苦手なのは、自分のせいでキャラクター像が壊れるのが嫌だからだ、と。自分ではなくて、キャラを見てほしいのだと。
あくまで、声優はアニメ作品を構成する一部分であり、必要以上に目立ちたくはない、という考え方。これを読んでいて、黒沢ともよさんのブログ記事を思い出しました。


ameblo.jp

わたしは今まで、
自分がアニメに関わる時は“あくまで声優”であり、
監督がいらして、アニメーターさんがいらして、
わたしが“声”をあてて、ようやくその子になるものだということを
強く考えながら芝居をしてきました。


アニメに出てくる人々は
映画やドラマや舞台の登場人物よりも、
よりたくさんの人たちの元を通過してくることによって
アイデンティティーを獲得して魂を持つことが多いように思います。


それは変わらないし、
それを意識し続けることを大切なことだと思う気持ちは変わりません。


     (中略)


「あくまで声を担当する」…そればかりを思うのではなく、
もっともっと役と一緒に生きていていいのだと。
そう、思いました。


これを高校生の時に書ける黒沢さんはすごい、と思うんですけど、まあそれは置いといて。
所謂「アイドル声優」的な活動をされている声優さんも、当然ながらキャラクターを大事にしているし、演者の方に注目が向けられることには懐疑的なのでは、という。
最初に引用した記事で、雨宮天さんが「アイドル声優と思われたくない」と発言した、という話題にも触れられていますが、人それぞれに理想と現実のギャップがある。


そして、それは所謂ドル売りの露出度とは関係がないんですよね。例えば、アイドル声優の代名詞とも言える、抜群のルックスを持つ芹澤優さんのインタビュー記事。


www.asahi.com

声優ユニットは“声優として活動する人が集まったユニット”というイメージですが、i☆Risは“ユニットのために集められた6人”。つまりアイドルなんです。
もちろん今は、メンバー全員が声優もやっているアイドルというところに強みを感じますし、それがi☆Risらしさだと自信を持って言えます。
でも、最初はアニソンを歌うにしてもソロが希望だったので、ユニットということにショックを受けましたし、そもそもアイドルにはそんなに興味がありませんでした
勝手なイメージですが、声優のほうが手に職がついてずっと続けられる印象があって、声優デビューの前にアイドルデビューをするってどうなんだろうって疑問もありました」


門外漢からしたら、天性のアイドル声優に見えたセリコでも、こういう苦悩があったんだなあ、とか読んだ当時印象的だったんですよね。
何が言いたいかというと、花守さんの思いは、割と色々な若手の声優さんが抱いているであろう感情でもあるし、まして甘えやわがままではないよね、ということ。
花守さんも「他の人がやっているのを見ると感動するんですけど」って答えてますしね。
こういう職人気質の声優さんがいてもいいと思うし、本当のファンなら、これを読んだらますます付いていくだろうなあ、とも。
アイドル的な活動が良いとか悪いとかではなく、多様性があってもいい。それだけの話なんじゃないのかな。
しかしこのインタビュー、黒沢さんに刺激を受けた話とか、平野啓一郎の分人主義とか、急に自分の興味のある分野の話が出てきてかなりドキッとしましたw


ところで、インタビューで、花守さんが「常に役者として驚かせたい」と答えておられたのが面白いな、と思いました。
実際、花守さんの演じるキャラクターって、幼い女の子から少年まで、実に多種多様ですよね。「あ、この声は」ってなかなかならない。
それなりの長い間アニメオタクを続けていると、所謂ダメ絶対音感が発達してきて「このキャラってこの声優だったのか!」って驚くことは減ってきますよね。
ここ数年だと、『双星の陰陽師』の小倉唯さんは最初「これクレジット間違ってない?」と思って確認しに行ったくらいの驚きだったんですが、それくらいかなあ…。
そんな中、花守さんとかM・A・Oさんとか、そこそこ長いこと聴いているのに今でもなかなか気づかない。それだけ引き出しが広いということなんでしょうけど。


他にも、高垣さんのあの礼儀正しさのルーツとか、小倉唯さんのストイックなまでの「可愛さ」への追求とか、個人的に天才だと思ってる上田麗奈さんの演技の話とか。
ミーハー的な動機で買ったにしてはかなり楽しめたので、1500円+税の価値はあったなー、と。一覧の中に好きな声優さんがいるなら買って損はないですね。普通に全員分面白いですし。

オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件 (古典新訳文庫)

オリエント急行殺人事件 (古典新訳文庫)


関西杯も終わり、QMA熱も冷めてしまったので、移動時間は読書を、と買ってから結構放置していたこれを。友人の家の本棚にあって気になってたんですよね。
幸運な(無学な)ことに、この年になるまでこの作品のオチを知らずに生きてこられていたため、あ、そういう結末なんだ…って素直に驚くことができて良かったです。
ぼやけていた輪郭が次第にはっきりしていき、最後には一点に収斂する面白さ。正義とは何か?という話でもあって、推理小説という側面以外から見ても面白いですね。
巻末で作中の矛盾に対してツッコミがあったけど、全然気にしてなかった…( 最近フランス文学が続いてましたが、イギリスも良いですね。次もイギリスの作品読もうかな?

『響け!ユーフォニアム』公式吹奏楽コンサート~北宇治高校吹奏楽部 第4回定期演奏会~

開催が発表された時に絶対行きたい!と思っていましたが、こういう時に限って抽選は外れる。多分ものすごい倍率だったんだろうな…。
外れたものは仕方ないと諦めていたら、知人が一般販売で2枚取れたよ、と言ってくれて行けることになりました。本当に感謝しかない。

…が、折り悪くちょうど繁忙期で、今日も参加自体が最後まで五分五分。昨日の夜に何とか今日1日空けた…と思っていたら、急遽朝に出勤することに。
予定していた新幹線の時間に間に合わず、更には新幹線の中で上司から電話がかかってきたりと最後まで綱渡りでしたが、1、2分遅れで何とか会場に到着できました。


f:id:kaitopoketto:20191109083905j:plain


部屋の鍵につけている、優子のキーホルダー。魅力的なキャラクターは多々いるけど、やっぱり優子は特別だなあ。


f:id:kaitopoketto:20191109205039j:plain


パンフレット。曲目が書いてあったので、開演前に開かなかった(開けなかった)のは正解だったかな。3作品の劇伴担当の対談が面白かったです。

1.愛を見つけた場所
2.これが私の生きる道
3.DREAM SOLISTER
4.RYDEEN
5.Bolero
6.Samba de Loves You
7.宝島


トークコーナー


8.サウンドスケープ
9.Songbirds
10.マーチ・スカイブルー・ドリーム
11.リズと青い鳥
12.Blast!


ーアンコールー


13.トゥッティ!
14.ヴィヴァーチェ!
15.三日月の舞


太字になっているのはTRUEさんの歌唱があった曲。なんというか、このセットリストは強すぎる。アニメ、映画の『ユーフォ』の名曲が余すところなく詰め込まれている。
あと、演奏中、後ろのスクリーンにアニメの名場面が流れる演出がとても素晴らしかったですね。
特にコンクールのシーンでは本編でもノーカットで放送されていただけあって、演奏と後ろの映像が完全にシンクロしている。もうすごいなんてもんじゃない。


印象に残った曲は色々あるんですけど、まず『Bolero』。いろんな楽器が参加していく前、前半部の低音の存在感。コントラバスの存在感をここまで感じられるのもちょっと新鮮。
『宝島』はバリサクを演奏されていた方が小笠原部長と同じ髪型にして、同じような吹き方をしていたのが印象的でした。ソロが終わった後に割れんばかりの拍手が起こってましたね。
『Songbirds』はフルートとオーボエのデュエット。これ贅沢すぎるな。何回「これ聴けてよかった…」と思ったことか。
好きな音色の楽器は、というとファゴットオーボエで悩むんですが、それくらい美しい音色でした。フルートはかなり高音で厳しそうだなー、という印象でしたが。


…で、2年次の課題曲『マーチ・スカイブルー・ドリーム』。最高でしたね。表拍を軽快に踏んでいくチューバが楽しそうすぎて、自分もこの譜面吹いてみたい!って思ったくらい。
映画ではスポットライトの当たらなかった曲ですが、個人的にとても好みの曲なので、今日この場で聴けたことに感謝したい。…って何回書くつもりやねんと。
Blast!』に限らずなんですけど、今日特に印象に残ったのはTRUEさんの声量。すごいなんてもんじゃない。ホールごと揺れているのでは、というレベル。
演奏にも注目しようかな、とか思っていたはずなのに、あまりにも歌声のパワーが圧倒的すぎて、歌唱されていた曲は全部聴き惚れてしまいました。


アンコールの3曲も説明不要というか。EDの2曲は、楽器を揺らしたり、立って吹いたり、とにかく楽しそうに演奏されているのが印象的でした。吹奏楽はこうでないと。
『三日月の舞』は、後ろのスクリーンと演奏が完全にシンクロしていて、「麗奈のトランペットソロが…」とか「ここは久美子が挫折したパッセージ…」とか、作中の名場面が蘇る。
耐えきれずに瞳を潤ませながら聴いていましたが、多分会場の人たちも同じ気持ちだったのではないかな、と。


合間のトークコーナーは、朗読劇をやってくれたのが良かったですね。部長就任後のやりとり、ということで、まだアニメでは描かれていない場面だったので貴重だった。
チューバくんのエア演奏で楽器当てクイズとかいう謎コーナーは、ティンパニとボンゴを当てたのがすごいと思いました(小並感)。「キャベツのみじん切り!」じゃないんだよ。


終わりの挨拶で、『誓いのフィナーレ』の円盤が来年の2月に発売されること、定期演奏会の関東公演があること、が発表されていました。
演奏を聴いているうちに、また映画版が観たい、という思いが強くなってきたので、発売が今からとても楽しみです。当時は原作未読だったから、感じ方もまた変わるはず。


そして、最後に黒沢さんが代読してくれた、製作委員会からのメッセージ。
「本来はこの場で続編の製作発表をしたかったのですが、諸般の事情で叶わず、申し訳ない」「準備を進めて参りますので、お待ちいただけると幸いです」と。
例の事件に直接触れることこそなかったですが、こういう場で、製作委員会が続編の製作について言及してくれるということのありがたさ。
いつになるかは分からなくても、公式発表で、この作品が、ひいては京都アニメーションが、1歩ずつ前に進んでいるということを示してくれた。
であれば、1ファンとしては、待ち続けるしかないですよね。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の劇場版は公開日時が決定したみたいですし。


f:id:kaitopoketto:20191109213313j:plain


「お勧めの京都のお土産は?」との問いに黒沢さんが「湯葉」と答えていたので、京都駅で買って夜食にしました。普段自分から買うことないけど、美味しいですね。


『ユーフォ』シリーズの中から名曲を満遍なく選んで演奏されており、北宇治カルテットの4人にTRUEさんも揃い、まさに最高の演奏会だった、これに尽きます。
チケットから当日の予定から、色々無理を通しましたが、それだけの価値があったなと。北宇治の、ユーフォという作品の、これからの発展を願ってやみません。

魔法賢者の文化祭5

2連続で更新を表垢に通知してしまったので、当然アクセスは増えたけど、あまり不特定多数に読まれるのも気恥ずかしい。まして直近の2記事はちょっと…。
某哲学ハースストーン忍者とかようやるわ、と思ってしまいますね。収益とか気にしないでいいから、哲学の記事また読みたいんだけどなあ。
…ともかく、そんなわけで、通常更新に戻していきましょう。普段から毎日アクセスしてくれている見知らぬ数十人の皆さん、これからもよろしくお願いします。(虚空に向かって)


さて、今日は11月3日に東京日本橋で開催されたQMA同人誌即売会「魔法賢者の文化祭5」に参加…したかったけど関西杯と被ってたので通販が届いた話を。
過去に参加したのは「2」だけで、3は確か東北杯か何かと被っていたし、4もそのタイミングで関東にいなかったので参加できず。
「2」のときも、牧野さんのライブと被っていたのでたまたま寄っただけなんですけどね。前日に所謂「精進湖」のDVDを初めて観たのが懐かしい。


…で、その時に買って割と面白かったので、ぁさぎさんのサークル「7」の新刊が買いたいな、と。前回頒布分もついでに通販で買えてちょうど良かった。


www.pixiv.net


f:id:kaitopoketto:20191108204638j:plain


マグネットとかポストカードとか色々ついてきました。新刊の4コマはほのぼのしてて良かったし、既刊も初々しくて良い。
確か前に買ったのはもっと明確にいちゃついていた記憶があるので、また違う面白さがありましたね。
あ、あとR18のやつはどの辺がR18なのかと思って読んでたら普通にイチャイチャセックスしてて驚きました。正しくR18だった。
逆に普段こういう普通のエロ同人って読まないので新鮮だったかも。…いや、興味ないのであんまりよくわからないんですけどね。そもそも読んだこともなかったわ!


最近プレーするのがサークルの時とか大会の時とか、割と限定されてきてて、寸劇とか始まっても連打して飛ばしてしまうことも多くなってるんですよね。
ストーリーが入る余地も狭まってる気もするし、こうやってファンが補完してくれるのを読むのは楽しいな、と。あとで感想DMしとくか…。

映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて ★★★★★★★★★☆


映画『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』予告編


タイムラインでの評判が結構良かったので、観に行こうかな?と思いつつ、「でも結局、毎週「キラやば~」とかツイートしてるアラサーオタクたちの感想だしな…」とも思って悩む。
最終的に「例年以上に大人も楽しめる作品」という感想を見て、行くことに決めました。プリキュアを映画館で観るのは10年ぶりくらい。子連れの母親に不審な目を向けられたトラウマが…(

f:id:kaitopoketto:20191106003338p:plain


公式サイトからあらすじを引用。


「女児向けの作品を間借りして観せてもらっているのだという気持ちを忘れないように、最後列で観た」というフォロワーにならい、自分も最後列に…座ったのに両隣が女児。現実は非情である。
プリキュアシリーズはここ最近は起きてたら観る、くらいの距離感で、今作もそう。配信との相性が悪い。一番好きなのは『Go!プリンセスプリキュア』かな。ちょっと話はカタいけど。


そんな感じで、メイン5人くらいしか把握してないけど大丈夫かな…という思いはあったのですが、結論から言えば杞憂でした。むしろ前提知識はほぼいらなかったのでは。初心者に優しい。
終盤の展開には思わず涙が流れてきて、上映が終わったときには目も鼻もグズグズになっていました。最近アニメ映画で泣いたのは『アイカツ』『若おかみ』くらい…ってどっちも子供向けやん。


観ていて最初に驚いたのが、ユニが星空警察から逃走して姿を消した後、いきなりえれなとまどかまで修学旅行で離脱したところ。「え、3人もいなくなるの!?」と。
宇宙から来た謎の生命体・ユーマと、ひかる・ララとの交流が描かれるのが前半。ユーマを狙う宇宙ハンターとの戦闘が描かれるのが中盤。そして終盤。大きく分けて3部かな?


まず面白いと思ったのが、ユーマに対するひかるとララとの接し方の違いですね。トゲトゲの姿に変化したり、いきなり沖縄にワープしたりと、突拍子もない行動に出るユーマ。
それに対し、ひかるは決して拒絶せず、持ち前の好奇心ですぐに打ち解けてしまう。対して、警戒心が強く、ユーマに振り回されることに苛立ちを覚えるララ。
母星では大人でもあり、真面目な性格なのに、一方では頑固だし直情的。そんなララが、「皆がひかるみたいに友好的な人ばかりとは限らない」とユーマに訴える。
決して身勝手なユーマに嫌気が指したからではなく、自らも宇宙人として、様々な経験をしてきたであろうからこその心からの一言が、ユーマとの信頼関係を築くんですよね。
第一印象はマイナスだったからこそ、強く結ばれる絆。ユーマが2人と寝ている時、自然にララのところに転がってくるシーンは観ていて良いな、と思いました。


2人とユーマがナスカやギアナ高地、ウユニ塩湖など、地球の様々な名所を巡るシーンもとても美しく、今作の印象的なシーンの1つであると思います。
ウユニ塩湖といえばアニメのOPでやたらよく出てくることでもお馴染みですが、今作においては、ここで巡った世界が、ユーマを構成する原風景になっていく、という
とても大きな意味づけがあり、それが終盤に効いてくる。ロードムービー要素を最後に回収してくる脚本が本当に上手いなあ、と観ていて思わされました。
この序盤をしっかり描いていたからこそ、ララがユーマを助けに行くシーンの説得力が増していたと思うので、メインキャラを絞ったスタッフは英断だったのではなかろうか。


そして中盤、ユーマを狙って宇宙ハンターが攻めてくるシーン。観る前に公式サイトで見た時は「「バーン」「ジャイロ」「ハイドロ」「ダイブ」「チョップ」って…ポケモンの技かな?
とか思いましたが、立ち位置的には結構かませでしたね( 改心することもなく、ただ倒される存在。バトルそのものはそこまで印象に残らなかったけど、本筋はそこじゃないか(
一度ピンチになって、ミラクルライトを振って*1パワーアップするのは、色々なフォームが観られて良かったですね。戦闘シーンはやっぱり劇場映えするよな、と。


宇宙ハンターを倒して喜んだのも束の間、ユーマも星空警察が保護しなければいけないと伝えられ、「一緒に暮らしたい」と一人拒絶するララ。
そして、その一瞬の隙を突いてユーマを強奪し、その悪意で一瞬にしてユーマを暗黒の惑星に変えてしまうバーン。自責の念に駆られるララ。

この辺は自分も女児と一緒に「ララは悪くないルン!」とか思いながら*2観てたんですけど、ここでララを諭すように「ユーマの気持ち」を伝え、気づかせるひかるが最高にエモかった(語彙)。
メインキャラを2人に絞ったのはここでも活きていて、残り3人はひかるとララがユーマの元へ行くための道を作る露払いに徹する。
言葉が通じないユーマを、「うた」の力で救い出す…。今思うと、言葉が通じないという設定も、「うた」の説得力を増したり、序盤のララとの衝突の原因になったり、随所に活きていましたね。
ここからのシーンはもう「美しかった」としか…。「そこで渡すのミラクルライトなんかい!」ってちょっと笑って我に返りましたけど。2人の夢が、ユーマの目標となっていく。


最後、ひかるが「いつか、ユーマに会いに行こう」というシーンも涙なしには観られなかった。ひかるだって、その「いつか」が実現しないかもしれないことは当然分かっているはず。
でも、あくまでも明るく、ひかるは宣言する。これはおそらく、TV版のラストで描かれるであろう、ララとの別れのシーンでも同じように送り出すんじゃないかな。想像するだけでもう…。
このシーンでの「キラやば」のイントネーションの違いもとても良かったですね。あの一言に、様々な想いが詰まっていた。成瀬瑛美さんの演技に拍手を贈りたい。


姿形が自分と違う存在でも受け入れ、理解し合うことの大切さを説きながら、一方で無垢な存在が善になるか悪になるかは周りの人間次第なんだよ、ということもわかりやすく伝える。
子供とその親が観に来るであろうアニメ映画で訴えかけるメッセージとして、これ以上のものがあろうか。いや、そもそも訴えかけられる対象じゃないやろお前、って話は置いといて。


1つ、感動的なストーリーではあったのですが、「ララ(とひかる)の映画になってない?」という疑問はなかったわけでもなく。他3人の活躍を楽しみに来た子がどう思ったのかな、とも。
大人に刺さる名作、という側面との裏表なのですが、分かりやすく子供に受ける作品ではなかったような気もするので、難しいところですね。レギュレーションスレスレだった感はあり。
例えば、『プリティーリズム・レインボーライブ』は、4クールに濃密な人間関係が詰め込まれた稀代の名作ですが、子供が観続けるにはやや厳しい展開である気もして。
まあ、単純に面白いだけではなくとも、何か心に一つ刺さるものがあったなら、それで良いのかもしれませんけどね。…何書いてるんだかわからなくなってきたからこの辺でやめとこう(


…というわけで、相互理解、善悪論、冒険譚、ジュブナイルSF…。様々な要素がわずか70分に詰め込まれた、2019年のアニメ映画の中でもトップクラスの「キラやば」な作品。
普段『プリキュア』シリーズを観てない人にも勧められる名作だと思いました。皆さんも、心のミラクルライトを振りながら、プリキュアたちと星を創りに行きませんか?

*1:自分は貰えなかったけど

*2:勝手に代弁するなとか言わないで