適当な日常を綴る’

万年五月病患者が惰性で書き続けるブログ

リトルウィッチアカデミア ★★★★★★★★☆☆


魔女になることを夢見る主人公の少女・アッコがルーナノヴァ魔法学校に入学し、友人と様々な騒動を巻き起こす物語。
アッコが魔女の家系ではない日本人で、ホウキにも乗れない落ちこぼれ、という設定はふーん、くらいに思っていましたが、後半でその設定が活きてくる構成は良かったですね。
ストーリーの展開が遅いのでやきもきさせられましたけど、その分というか、単話完結のエピソードがどれも面白かったです。
8話「眠れる森のスーシィ」に一番センスを感じましたが、10話「蜂騒ぎ」で熊蜂の飛行が流れるのもセンス良い。14話「ニューエイジマジック」、18話「宇宙大戦争スタンシップ」も好き。


そしてトリガー作品一番の売りともいえる作画。とにかくよく動くし個性的。魔法祭とか、コンスタンツェの秘密基地(?)へ行く通路とか、最後の戦い辺りが印象に残りました。
最初にも少し書きましたが、アッコが魔法が使えない理由、そしてアッコの憧れであるシャイニィシャリオ。ここが繋がってくる後半がピークだったかな。


…とまあ、加点要素は結構あるのですが、一方で合わないなあ、と思った点もいくつかあって。まずはアッコの性格ですかね。熱血直情型バカというか。
もちろん、その気質で周りを巻き込んでいくからこそ物語は進んでいくのですが、流石にないわー、って思うところも結構あって。しかも成長するタイプの作品でもないし…。


あと、こっちのほうが大きいのですが、かなりのキャラクターがいて2クールなのに、「アッコとシャイニィシャリオの物語」に焦点が当たりすぎて他のキャラの影が薄いのが問題かと。
ダイアナの出自についてちゃんと掘られたのすらかなり後半だし、ロッテやスーシィですら、当番回があった後はせいぜい魔法祭くらい。
最後、みんなの力を合わせて奇跡を起こす展開になるのですが、アッコと他のキャラの積み重ねがもう少しあれば、もっと感動的になったのになあ、と思いながら観ていました。
トリガー作品、いくつか観ているんですけど、場面場面のインパクトは強いけど縦軸が弱いイメージがあって、観た後に残るものがあまりないように感じてしまうのがな…。


というわけで、全体的なストーリーが凡で、単話のクオリティと作画が良かったので、総合的に考えたら普通くらいかな、と。
それよりスーシィ役の村瀬迪与さん、新谷真弓さんみたいな演技がすごく強烈でした。どうやってこんな人材を見つけてきたんだ…。