適当な日常を綴る’

明朗・潑溂・無邪気なブログ

読書

彼女は頭が悪いから

彼女は頭が悪いから (文春e-book)作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/07/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 先日、作者が東大でこの本に関するブックトークを開催した、というツイートが流れてきて興味を持ったので買い…

脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選

脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選 (古典新訳文庫)作者: モーパッサン,太田浩一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/09/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見るモーパッサンは大学生の頃に読んだ『女の一生』が面白くて記憶に残ってい…

やがて君になる 佐伯沙弥香について

やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)作者: 入間人間,仲谷鳰出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/11/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るそういえば感想書いてなかった。発売日に近所と隣三つくらいの市の本屋を探したけどなくて…

幸福について

幸福について (光文社古典新訳文庫)作者: アルトゥールショーペンハウアー,Arthur Schopenhauer,鈴木芳子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2018/01/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るこじらせた学生が好きそうな(偏見)ショーペンハウアーで…

ソクラテスの弁明

ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)作者: プラトン出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/12/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る短かったので移動時間にすぐ読めそうだな、と思って買いました。思想系ってあんまり興味なかったんですが読ん…

幼年期の終わり

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)作者:クラーク発売日: 2007/11/08メディア: 文庫勧められたので安心と信頼の光文社古典新訳文庫。古典読むときは大体普通の物語の方が多いので、SFって新鮮でした。3部構成でしたがそれぞれ違った趣があって、単純に…

エンドレスエイトの驚愕

エンドレスエイトの驚愕: ハルヒ@人間原理を考える作者:三浦 俊彦発売日: 2018/01/23メディア: 単行本(ソフトカバー)日曜の大会、帰りの電車がヒマだし何かジュンク堂で買って帰るか、と思ったときに、ふと中高の同級生がブログで勧めていたこの本のことを…

宝島

宝島 (光文社古典新訳文庫)作者:スティーヴンスン発売日: 2012/02/10メディア: Kindle版 帰りの新幹線が暇だと思ったので久しぶりに光文社古典新訳。前がチャタレイ夫人だからどんだけ空いてんねんって話なんですけど、ホントこの1年は読書する暇があればク…

冴えない彼女の育てかた Girls Side 3

冴えない彼女の育てかた Girls Side 3 (富士見ファンタジア文庫)作者:丸戸 史明発売日: 2017/06/20メディア: Kindle版倫理君がいない方が活き活きするのでは、と思うくらい各ヒロインが魅力的でしたね。姿こそあまり見せなかったけど詩羽先輩のフィクサー感…

冴えない彼女の育てかた12

冴えない彼女の育てかた12 (富士見ファンタジア文庫)作者:丸戸 史明発売日: 2017/03/18メディア: Kindle版ついに倫也が告白しましたね。正直どっちのルートにいくのかまだ確定してないというかこれは逆転あるのでは…?とか思ってたので順当に話が流れてちょ…

冴えない彼女の育てかた11

冴えない彼女の育てかた 11 (ファンタジア文庫)作者:丸戸 史明発売日: 2016/11/19メディア: 文庫発売日に購入していたにも関わらずここ最近忙しくてずっと積んでて、友人からはよ読めと圧力をかけられたので遊びに行った帰りに読みました ちなみに大阪とかに…

キノの旅XX

キノの旅XX the Beautiful World (電撃文庫)作者:時雨沢 恵一発売日: 2016/10/08メディア: 文庫 秋の風物詩といえばキノの新刊ですよね。調べたら10月刊行になったの9年前からか…カテゴリ「模試」とかが生きてた頃ですね(遠い目 「宝探しの話」がキノに語っ…

冴えない彼女の育てかた Girls Side

冴えない彼女の育てかた Girls Side (富士見ファンタジア文庫)作者:丸戸 史明発売日: 2015/02/20メディア: Kindle版夢のためとはいえこいつら薄情すぎじゃね?という読者のモヤモヤに対するフォローとしてのサイドストーリー( まあ、こう俯瞰して見るとわか…

冴えない彼女の育てかた8

冴えない彼女の育てかた 8 (ファンタジア文庫)作者:丸戸 史明発売日: 2015/06/20メディア: 文庫表紙の加藤が「童貞諸君、乙であります!」のAAにしか見えない…ってもうこれも古いですかね、まだ通じるのかな( 英梨々ンゴと詩羽先輩が抜けてしまってインパク…

キノの旅XVIII

キノの旅XVIII the Beautiful World (電撃文庫)作者:時雨沢 恵一発売日: 2014/10/10メディア: 文庫キノの旅の国はともかく、牛の国は口絵からは想像できないようなオチで面白かったです。ホントこのネタの尽きなさはすごいよなあ 世界遺産の国は色々考えさせ…

読書について

読書について (光文社古典新訳文庫)作者:アルトゥール ショーペンハウアー発売日: 2013/05/14メディア: 文庫帰りの新幹線の中が暇だったので駅で買いました。訳の上手さももちろんあるんでしょうけどそれを抜きにしても非常に文章が簡潔でかつ読みやすいです…

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 (光文社古典新訳文庫)作者:ガストン ルルー発売日: 2013/07/10メディア: 文庫そういえば一年前もこの時期にフランス文学読んでた気がするなあ…まあ今回は前と比べても完全に娯楽小説ですが 話の筋は知っているけど読んだことはない話の上位に…

ツァラトゥストラ(上)

ツァラトゥストラ〈上〉 (光文社古典新訳文庫)作者:フリードリヒ ニーチェ発売日: 2010/11/11メディア: 文庫ブックオフで250円で売ってたので暇潰しに空き時間に気軽に読んでほしい、みたいな煽り文句が書いてあったのでその通りにしたわけなんですが、まあ…

冴えない彼女の育てかた

知り合いに勧められたので久しぶりに新しくラノベに手を出しました冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)作者:丸戸 史明発売日: 2012/07/20メディア: 文庫この巻はプロローグって感じでした。同人ゲームを作ろうとする主人公と、その幼馴染とか先…

緋文字

緋文字 (光文社古典新訳文庫)作者:ホーソーン発売日: 2013/02/13メディア: 文庫今月のオペラ座の怪人が読みたいけど高いので中古ででも買うか…不倫ってここまで断罪されるべきものなのか、とのんきに思いながら読んでたんですが、根底にピューリタニズムがあ…

菊と刀

菊と刀 (光文社古典新訳文庫)作者:ルース ベネディクト発売日: 2008/10/09メディア: 文庫「ベネディクト・恥の文化・罪の文化」辺りのワードを覚えておけばマークテストでは大丈夫、ぐらいのクソみたいな認識しか持ってませんでした(小難しい学術書の類だと…

グレート・ギャッツビー

グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫)作者:F.スコット フィッツジェラルド発売日: 2009/09/08メディア: 文庫以前挫折したので今度こそは!という…そういや映画もやってるらしいですね、まあ多分見ないけど(ギャッツビーが出てくるまでのニックの自分…

ドリアン・グレイの肖像

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)作者:ワイルド発売日: 2006/12/07メディア: 文庫サロメだけだとよくわからないので、とりあえず代表作読んでみるか、みたいな…美青年のドリアン、皮肉屋のヘンリー卿、画家のバジルの三角関係…同性愛に対する理…

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫)作者:ウィリアム シェイクスピア発売日: 2007/06/01メディア: 文庫 当時ユダヤ人が蔑まれていたのだ、ということを念頭に置いているつもりでもやっぱり現在の価値観で見てしまうなぁ…今の価値観で見たらこれも立派な悲劇…

オセロー

オセロー (対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集 第10巻)発売日: 2008/08/26メディア: ハードカバー 四代悲劇の中では最も話のスケールが小さかった気がしますw将軍が副官に騙されて妻の浮気を疑って殺してしまうって、他の作品はみんな王とかですからね… …

月と六ペンス

月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)作者:ウィリアム・サマセット モーム発売日: 2008/06/12メディア: 文庫ある日突然芸術に目覚めた男が、家族と地位を捨てて異国へ移り、ひたすらに絵を描き続けるという話です 他人の評価を気にしない、という言説はよく目…

マクベス

マクベス (光文社古典新訳文庫)作者:ウィリアム シェイクスピア発売日: 2008/09/09メディア: 文庫魔女の予言に唆されて王様を謀殺し、権力を得た将軍マクベスが、信頼を失って結局殺される、というストーリー…あまり悲劇に見えなかったんですが( まあ、魔女…

リア王

リア王 (光文社古典新訳文庫)作者:シェイクスピア発売日: 2006/09/07メディア: 文庫我の強い人たちが集まっていろいろしてたらみんな死んでたっていうお話でした!(適当 ハムレットよりは悲劇性が強かった気がしますね 道化の狂言回しが印象的でした。あとは…

ハムレット

ハムレットQ1 (光文社古典新訳文庫)作者:ウィリアム シェイクスピア発売日: 2010/02/09メディア: 文庫海賊版とも言われてきたらしいQ1版のハムレットですが、確かに短い分読みやすかったです。舞台で上演するにも向いているんだろうな、と思いました 悲劇と…

風の又三郎

改編 風の又三郎―ガラスのマント (角川文庫)作者:賢治, 宮沢発売日: 1988/12/06メディア: 文庫 宮沢賢二を読むのってめちゃくちゃ久しぶりで、それこそ小学校の頃に銀河鉄道とかグスコーブドリを読んで以来だったんですが、やはり独特の世界観がありますね …