2021-01-01から1年間の記事一覧
1960年の安保改定と同年公開であるこの作品を通して、学生運動に対する諦めというか、結局社会に反抗しながらも別れなければならなかったカップルを描く。
ステージ自体は3Dとはいえ一本道なので、『スーパーマリオサンシャイン』よりも謎解き要素は少なめで、3Dを堪能しつつオーソドックスにアクションを楽しめたかな。
大内氏館が山口市で大寧寺は長門市だから、相当な距離だよなあ。電車も車もない時代に、こんなところまで数日で逃げ延びたというのは…。
公開されたのが1949年、つまり戦後4年であることを考えると、戦後日本の価値観の転換を促した、という側面が強く、実際プロパガンダ臭はありましたね。
普段の生活でも何でも、一度レベルを上げてしまうと、ダウングレードするのって難しい。
現実と虚構の曖昧さ、と書くと、どうしても「難解なのでは?」とか「単純な面白さに欠けそう」みたいな印象になりがちなのですが、今作は全くそうではないのが素晴らしい。
妻の悲しみと行動の重さ、前半の水汲みのシーンがあるからこそ効いてくる名シーンだと思ったし、それでも変わらず水汲みは続いていく…という終わり方も良かったです。
暑すぎず寒すぎずで、トレッキングにはちょうど良い天気だったかな、と思います。
間違いなく楽しいゲームなんだけど、これ以上今の環境で本気でやり込むのって、現状、色々と釣り合ってないかもしれない。
公開されたのが高度経済成長期の真っただ中であることを考えると、労働の尊さを説くのは大事だったと思うのですが、今となっては説教臭さが鼻につく部分もあり。
当時中学生だったようにはとても見えないテレサ・野田の色気と、作風に似合わずムーディーな主題歌だけが印象に残りました。
仕事でも家庭でも趣味でも、何か生き甲斐を見つけることが長く生きていく上では必要なんだろうか。長く生きられる保証なんてないけど、心に留めておきたいですね。
道子さんとの障子越しの別れのシーンとか、軍隊に突き飛ばされるところとか、アヒル先生を笑う生徒のカットとか、印象的な演出はいくつかあったけど全体的にはドタバタ劇。
離婚を受け入れられないレンコが、少しずつ両親との距離を感じ取り、大人になっていく様子を、映像で上手く表現していましたね。
好きなエピソードを挙げると「月は今でも明るいが」「火の玉」「第二のアッシャー邸」「長の年月」「百万年ピクニック」とか。
日本人、朝鮮人、フィリピン人。どの立場の人間が正しいとか間違っているとか、そういう単純な話ではなく、立場によって見え方は変わる、という事実をひたすらに描いていく。
5人になったことで、個々のキャラクターの関係性のウェイトが相対的に上がっており、特に可可とすみれの掛け合いは楽しく観ることができました。マイベストは10話。
得体の知れなさに一歩引いてしまう心理に寄り添うように、やたら引きのカットが多いのが印象的でした。奥行きというか、縦の距離感がそのまま心の距離になるというか。
続編を除けば『王様ランキング』『プリマジ』『サクガン』『先輩がうざい後輩の話』『電池少女』辺りは期待できそう。
この時代に限ったことではなく、硬直化した組織においては、こういういじめや汚職、不健全な人間関係が形成されがちですよね。
最も共感できたのは、アウトプットの大切さについて触れていた最終章でしょうか。10数年もの間、感想をアウトプットすることを大切にしてきた自分の信条と合致するものがある。
武士道が「虚飾」であるのは確かでも、それによって成立している組織があるのもまた確か。そこから零れてしまった人間の悲劇、と言えるのかもしれません。
この10年も結構山あり谷ありだったし、多分色々変化はあるでしょう。ブログは次の10年も続けていたいですけどね。
かなり原曲に忠実に歌っていて、リスペクトを感じました。カバーアルバムって独特のアレンジがされていることも多いですが、真っ向勝負ですね。
「夏への扉」に言及して始まって、同じく「夏への扉」に言及して締めくくる、という構成がとても綺麗でしたね。
秋クールは例年通り数が多そうだし、果たして何作観られるやら。
1部よりもアクションシーンが多くて見応えがあり、1部以上に映画館で観た意味がある作品でした。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! MerryMaerchen Land(DAY2)
今日現地で聴けたことは本当に貴重な体験でした。ファン冥利に尽きる。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! MerryMaerchen Land(DAY1)
映像配信とは身体体験の点で全く異なるので、やはり来て良かった。まあ後悔したイベントとかないけど。
キャラクター文芸をしっかりやりながら、スチームパンクの雰囲気も楽しめる。